SNSや口コミサイトで頻繁に見かける「もみじ湖は予約がないと入れない」という噂ですが、この言説には正確な事実と誤解が混ざり合っています。結論から述べると、もみじ湖紅葉マイカー規制予約が必要となるのは、紅葉最盛期の特定期間・日中時間帯に限られます。シーズン中ずっと全面通行止めになっているわけではありません。
長野県箕輪町観光協会および地域振興局の公式発表資料によると、事前予約システムが適用されるのは、例年10月下旬から11月上旬にかけて設定される「マイカー規制日(主に週末や最盛期の集中日)」の午前中から午後にかけてです。この対象時間帯に自家用車でもみじ湖周辺のメインエリア(末広広場など)へ進入するには、事前に指定予約サイトから「駐車予約チケット(環境保全協力金含む)」を確保しておく必要があります。
では、もみじ湖予約なし真相はどうなっているのか。事前予約を持たずに現地へ車で向かった場合、ダム手前の検問ゲートで警備員に進入を制止され、Uターンを指示されます。「遠路はるばる高速道路を飛ばして訪れたのに、湖を拝むことすらできずに引き返した」という悲鳴がネット上に溢れたのは、まさにこのゲート規制に直面したドライバーたちの生の声です。
ただし、救済策が皆無というわけではありません。規制日であっても、麓に設置される町営の臨時駐車場(箕輪町役場周辺やながたドーム等)に車を止め、そこから発着するもみじ湖駐車場シャトルバスを利用すれば、予約チケットを持たない来訪者でも会場へアクセスできる体制が整えられています。つまり、「車で直接突入することは不可能だが、シャトルバス経由であれば観賞可能」というのが現場の実態です。