ユニホームを脱いだ歴代の巨人軍指揮官たちは、野球界の内外でそれぞれの存在感を放っています。グラウンドを去った後もその一挙手一投足がメディアを賑わせる点こそ、巨人監督経験者が背負う影響力の大きさを物語っています。
通算勝利数で球団歴代トップに君臨する原辰徳氏は、2026年シーズンの退任以降、読売巨人軍の特別顧問としての職掌を担っています。フロント業務の最高意思決定機関と距離を保ちつつも、チーム編成や国際戦略におけるアドバイザーとして発言力を保持。民放各局の看板スポーツ番組や中継へのゲスト出演、さらにはライフワークであるゴルフ関連イベントのプロデュースなど、70代を目前にしてもそのバイタリティは衰えを見せていません。
一方、ファンからの人気が今なお絶大な高橋由伸氏は、日本テレビ系のプロ野球解説者および読売新聞のスポーツアドバイザーとして確固たる地位を築いています。現役時代のスマートな打撃フォーム同様、解説席でも感情に流されない論理的かつ選手心理に寄り添ったコメントが視聴者から高く評価されています。全国各地での野球教室やジュニア育成事業にも深く関与しており、球界の未来を見据えた活動を地道に継続しています。
さらに、第18代監督を務めた堀内恒夫氏の活動も見逃せません。現在70代後半を迎えた堀内氏は、公式ブログ『今日もどこかで堀内恒夫』を定期的に更新。往年の大投手ならではの技術論や、古巣・巨人に対する愛情溢れる厳しい叱咤激励が、往年のファンのみならず若いネット世代の野球ファンからも「忖度ゼロで痛快」と熱狂的な支持を集めています。