欧米では、性別、年齢、人種、そして容姿による差別を防ぐため、履歴書に写真を貼らないこと(ブラインド採用)が何年も前からスタンダードとなっている。日本はこの動きにおいて後塵を拝してきたが、2026年に入り、その差は急速に縮まっている。大手電機メーカーや金融機関が相次いで新卒・中途採用における「顔写真の提出自由化」または「原則不要化」を打ち出したことが引き金となった。
この潮流は、単に「写真を貼らなくていい」というルール変更にとどまらない。性別欄の廃止や、年齢を伏せた状態での一次選考など、より本質的なブラインド採用へと進化している。外見や属性に惑わされず、純粋なポテンシャルとスキルで勝負できる土壌が、ようやく日本にも整いつつあるのだ。