Q1:目上の上司や取引先に「少し予算から足が出てしまいました」と報告しても失礼になりませんか?
A1:失礼にあたる可能性が高いです。「足が出る」は口語的・慣用的な俗表現であるため、公式なビジネス報告の場には適しません。「当初の想定より予算を超過いたしました」「追加費用が発生いたしました」と客観的な敬語表現に言い換えて報告するのがマナーです。
Q2:「足が出る」と「足がつく」の決定的な違いは何ですか?
A2:「足がつく」は、犯行や行動の痕跡(手がかり)から居場所や身元が特定されるプロセスを指します。これに対して「足が出る」は、隠し通すつもりだった欠点や秘密が思わず表に出て露見してしまう状態、あるいは出費が予算を上回って赤字になる状態を指します。
Q3:なぜお金のことを「足」と呼ぶようになったのですか?
A3:古くからお金は世の中を縦横無尽に行き交い、歩いて移動するかのように人の手から手へと巡ることから、比喩的に「お足(おあし)」と呼ばれるようになりました。その「お足」が出ていってしまうことが「足が出る」の語源のひとつとされています。