滋賀県の不良カルチャーを語る上で避けて通れない筆頭格が、お笑いコンビ・野性爆弾のくっきー!です。彼の母校である滋賀県立守山北高校は、当時地元でも屈指の血気盛んな生徒が集まる学校として知られていました。
相方のロッシーとともに過ごしたくっきー学生時代エピソードには事欠きません。学生服を極端に変形させ、気に入らない相手には体ごとぶつかっていく武闘派でありながら、授業中に机を彫刻刀で削り倒してオブジェを作るなど、すでに独特の芸術的狂気とカリスマ性を発揮していました。当時の卒業アルバムや滋賀出身タレント昔の写真を見ても、鋭く尖った眼光と威圧感は群を抜いており、界隈の生徒から恐れられる存在であったことは疑いようがありません。
一方、ロックシーンの頂点に君臨するUVERworldのフロントマン、TAKUYA昔の武勇伝もファンの間では有名です。草津市で育った彼は、幼馴染たちとの強固な絆を最優先するあまり、地元の不良グループや他地域の勢力との度重なる抗争に巻き込まれました。
かつてのインタビューや自著で赤裸々に告白されている通り、警察の保護室で夜を明かした経験や、理不尽な暴力に立ち向かった生々しいストリートの記憶を持っています。しかし、彼が特異だったのは、その溢れんばかりのエネルギーを仲間とともにすべてロックバンドの活動へ注ぎ込み、一切の妥協を排した音楽集団へと昇華させた点にあります。