引越し訪問見積もりは汚い部屋でも平気?業者の本音と高額化の真相の真相について、最新情報を取りまとめてご紹介します。
一口に「部屋が汚い」と言っても、衣類が床に散らばっている軽度の散らかりから、廃棄物処理が必要な重度の汚部屋までグラデーションが存在します。国土交通省標準引越運送約款や業界の標準価格相場を踏まえ、部屋の状態ごとの対応難易度と概算費用をまとめました。
散らかりレベル・部屋の状態単身引越し概算費用(通常期)一般的な業者の対応編集部の見解・推奨アクションレベル1:軽度の散らかり
服や本が床に散乱しているが、家具や収納の位置は明確に把握できる約35,000円 〜 55,000円
(2tショート車)問題なく通常受託。
目視で荷物量の正確な割り出しが可能片付け不要で訪問依頼して問題なし。当日までに箱詰めを完了させれば追加費用ゼロレベル2:中度の汚部屋
床の6割以上が物に覆われ、クローゼット前に物が積まれ開閉困難約60,000円 〜 95,000円
(2tロング〜3t車へ格上げ)受託可能だが、トラックの安全マージンが上乗せされ割高な見積もりに訪問前の「足の踏み場作り」が必須。持っていく物と捨てる物の明確な区分で費用抑制をレベル3:重度のゴミ屋敷
膝丈以上の堆積物、生ゴミの異臭、害虫発生、動線遮断約150,000円 〜 350,000円超
(特殊清掃・不用品回収含む)大手引越し単体では引き受け拒否。専用の片付け業者との提携便のみ引越し単体ではなく、清掃と運搬をワンストップで行う不用品回収パック併用の専門窓口へ依頼が鉄則
上記のマトリクスが示す通り、ゴミ屋敷引越し費用相場が跳ね上がる主因は、運搬費用そのものよりも「不用品の分別・処分費用」と「特殊作業費」が上乗せされる点にあります。一般の引越しトラックは廃棄物を積載して処分場へ持ち込む産業廃棄物収集運搬の許可を持っていないケースが多いため、不用品が多い場合は引越し業者とは別に不用品回収業者を手配するか、双方の許認可を持つ専門事業者に一括で任せる必要があります。