ネット上の口コミやSNSでは、小夏に関するいくつかの誤解が散見されます。美味しく味わうために知っておくべき3大盲点を検証します。
誤解1:手で剥いて食べるのは手軽で良い?
答えは明確にNGです。手で外皮を剥こうとすると、外皮と一緒に大切な白皮まで千切れてしまい、果肉の薄皮(じょうのう)だけが残ります。結果として強烈な酸味と薄皮の硬さだけが際立ってしまい、本来の調和された味が失われます。
誤解2:白皮は農薬や苦味が溜まっているのでは?
柑橘類のアルベドは苦いというイメージがありますが、小夏類は遺伝的にアルベドの苦味成分(ナリンギン等)が極めて少なく、糖度が高い特異な性質を持っています。出荷時には厳しい残留農薬基準をクリアしているため、外皮さえ薄く剥けば安心して白皮ごと美味しく食べられます。
誤解3:種が多くて食べにくい?
小夏には種が含まれる個体が多いですが、前述の「りんご剥きからの削ぎ切り」を行うことで、中心部の種が集中している芯を残し、種を果肉から自然に外しながらカットできます。包丁を入れる角度を工夫するだけで、ストレスなく楽しむことが可能です。