Q1:膝の皿ほぐしやジグリングは、1日に何回くらい行うのがベストですか?
A1:回数に厳格な上限はありませんが、基本は「朝・昼・晩の各1回、1回あたり2〜3分」が理想的です。特に起床時や入浴後の体が温まっているタイミングで行うと、関節包が伸びやすく高い効果が得られます。一度に30分など長時間無理に行うよりも、こまめに小分けにして毎日継続することが関節液の循環を保つ秘訣です。
Q2:体操中に膝が「ポキポキ」と鳴るのですが、そのまま続けても大丈夫でしょうか?
A2:痛みを伴わない単なる関節音(気泡が弾ける音や腱が滑る音)であれば、基本的に過度な心配は不要であり、そのまま体操を継続して問題ありません。ただし、音が鳴ると同時に鋭い痛みが走る場合や、引っかかるような不快感が続く場合は、半月板や滑膜ヒダが挟み込まれている可能性があるため直ちに中止し、整形外科の診察を受けてください。
Q3:サプリメント(グルコサミンやコンドロイチン)を飲むのと運動療法はどちらが有効ですか?
A3:国際的な変形性関節症治療ガイドライン(OARSI等)において、経口サプリメントの軟骨再生や疼痛緩和に関するエビデンスレベルは「不確実または推奨しない」と位置付けられています。口から摂取した成分がそのまま膝軟骨に届くわけではありません。対照的に、運動療法の除痛効果は確固たる科学的裏付けがあります。サプリメントに過大な費用を投じるよりも、正しい運動療法を生活習慣に定着させる方がはるかに確実で経済的です。