出血が始まってからわずか1〜2日で完全に止まってしまう状態を、医学用語で「過短月経(かたんげっけい)」と呼びます。ナプキンに少し血がつくだけで終わるなど、経血量が極端に少ない「過少月経」を伴うケースが目立ちます。
生理が2日で終わる理由としてまず挙げられるのが、女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)の分泌不足です。子宮内膜を十分に厚く育てることができず、剥がれ落ちる組織自体が少ないために、短期間で出血が止まってしまいます。過度なダイエット、過労、強い精神的ストレス、あるいは甲状腺機能の低下などが引き金になります。
特に注視したいのが無排卵月経の兆候です。卵巣から卵子が排卵されていないにもかかわらず、破綻出血として出血だけが生じている場合、生理期間が1〜2日で終了することが珍しくありません。「基礎体温を測っても低温期と高温期の二相に分かれない」「周期がバラバラで急に短期間で終わる」といった症状があれば、排卵がストップしている可能性を念頭に置くべきです。