身体に赤い斑点が出る原因とは?痒みの有無で見分ける危険度と受診目安

身体に赤い斑点が出る原因とは?痒みの有無で見分ける危険度と受診目安

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臨床の現場で医師が最初に行う簡易鑑別法に「硝子圧法(しょうしあっぽう)」があります。これは透明なプラスチックやガラスコップの底面を発疹に押し当てて観察する手法です。指で圧迫して赤みが一時的にスッと消える場合は毛細血管の拡張による紅斑であり、圧迫しても赤や紫の色が全く消えない場合は、皮膚組織の中に赤血球が漏れ出している点状出血や紫斑と断定されます。

身体に赤い斑点 痒くない、さらに身体に赤い斑点 発熱なしという条件下で押しても消えない斑点が下肢を中心に多発している場合、点状出血の原因としてアレルギー性紫斑病(IgA血管炎)や特発性血小板減少性紫斑病(ITP)などの紫斑病の初期症状を疑う必要があります。厚生労働省の指定難病データでも示されている通り、ITPは自身の免疫が誤って血小板を破壊してしまう疾患であり、初期には自覚症状のない無数の点状出血として現れます。進行すると歯肉出血や消化管出血、最悪の場合は頭蓋内出血を引き起こすリスクを孕んでいます。

一方で、加齢に伴って胸元や背中、腕にポツポツと現れる1〜3ミリ程度の鮮やかな赤い突起は、老人性血管腫の特徴に合致します。「老人性」という名称ながら20代後半から30代でも発生し、毛細血管が増殖して良性の小さなコブを作ったものです。健康上の害はなく放置しても問題ありませんが、急激にサイズが変化したり黒みを帯びて隆起したりする場合は、悪性黒色腫などの皮膚腫瘍との鑑別が必要となります。

斉藤 蓮
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斉藤 蓮

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。