「洗練された佇まいから都会出身だと思っていた」「作品をずっと見ていたけれど山形出身とは知らなかった」とネット上でも驚きの声が上がる著名人は少なくありません。独自のバックグラウンドを持ち、各界で圧倒的な存在感を放つ表現者たちのルーツに迫ります。
山形県出身の俳優として映画・ドラマで欠かせない名バイプレイヤーとなっているのが、米沢市出身の眞島秀和です。クールで知的な役柄から人間味あふれるコミカルなキャラクターまで変幻自在に演じ分ける演技力で、主演・助演問わずオファーが絶えません。米沢市のおしょうしな(山形弁で「ありがとう」)観光大使も務め、地元への深い敬意を行動で示しています。
アニメーション界を支えるトップ声優陣にも、山形県出身者が名を連ねています。『マクロスF』のシェリル・ノーム役や『おそ松さん』のトト子役、『呪術廻戦』の家入硝子役などで知られる遠藤綾は山形市近郊の出身です。透き通るような美声と幅広い演技の幅で、国内外のアニメファンから絶大な支持を得ています。さらに『ドラゴンボールZ』の人造人間18号役や『ひぐらしのなく頃に』の鷹野三四役で名高いレジェンド声優・伊藤美紀も山形県出身であり、声優業界における山形発の才能の厚みを感じさせます。
音楽界では、民謡日本一の栄冠を手にしたのちにメジャーシーンへ進出した山形市出身のシンガーソングライター・朝倉さやが挙げられます。名曲を山形弁でカバーした楽曲がSNSや動画配信で大反響を呼び、その圧倒的な声量と民謡特有のコブシを融合させた歌唱力は、音楽評論家からも極めて高い評価を獲得しています。