日本人のMLB挑戦史において、野茂英雄、ダルビッシュ有、岩隈久志、前田健太らがサイ・ヤング賞投票で上位に食い込んできた。しかし、未だ栄冠を掴み取った日本人投手は存在しない。
2026年シーズン、その未踏の金字塔へ最も近い位置にいるのが大谷翔平と山本由伸だ。マウンドで圧巻の奪三振ショーを展開する大谷翔平は、二刀流の負担を跳ね返し、投手としてさらなる高みへ到達した。一方、ナショナルリーグでマウンドを守る山本由伸も、寸分狂わぬ制球力と多彩な変化球で打者を翻弄し、エースとしての真価を発揮している。二人がシーズンを通してローテーションを守り、200イニング近い登板と圧倒的な防御率を維持できれば、アジア人初の偉挙は現実味を帯びてくる。