日光のスイーツシーンを語る上で欠かせないのが、重厚な歴史を纏う老舗ブランドと、SNS時代を牽引するネオ和洋菓子店の対比です。店頭の賑わいと消費者の生の声から、両者の実力を徹底検証します。
まず、日光東照宮の社殿を想起させる豪華絢爛な佇まいで知られる「日光カステラ本舗」です。観光客の間で日光カステラ本舗の評判を確固たるものにしているのは、徳川幕府の歴史に敬意を表した「特選日光カステラ」に他なりません。贅沢に散りばめられた金箔のビジュアルは、格式ある贈答品として会社の上司や親族向けに抜群の説得力を放ちます。一部で「観光地特有の派手なパッケージ先行ではないか」という穿った見方もありましたが、実食したユーザーからは「金箔だけでなく、アカシア蜂蜜の品のある甘みと、しっとり吸い付くような生地の密度に驚いた」「葵の御紋が刻まれた重厚な木箱入りは、目上の方への手土産で絶対に恥をかかない」といった極めて高い評価が定着しています。
対照的に、若年層やファミリー層から熱狂的な支持を集めているのが「日光ぷりん亭」です。大正レトロの古民家を改装した日光本店の佇まいとともに、日光ぷりん亭の口コミ・ネットの反応を調査すると、味わいに対する真摯な評価が浮かび上がります。「写真映えするだけのスイーツかと思いきや、日光霧降高原大笹牧場の濃厚な牛乳と那須御養卵のコクが際立っている」「底に忍ばせたカラメルとトロトロのジュレが絶妙」など、素材のポテンシャルを称賛する声が多数を占めます。看板商品の「日光クラシカルぷりん」に加え、みたらし団子が乗った「みたらしぷりん」や季節限定の苺ジュレ仕立てなど、SNSを起点に広がった熱量は今や日光を代表する新名物の地位を確立しました。