ランクル70復刻モデル(GDJ76W型)を維持する上で、事前に把握しておくべきが1ナンバー登録(普通貨物車)に伴う収支バランスです。排気量2.8Lの乗用車区分であれば自動車税は年額50,000円(2019年10月以降登録車)となりますが、1ナンバー貨物登録のため年額16,000円と大幅に抑えられます。この税制上の優遇だけを見て「維持費が安い」と判断するのは早計です。
貨物登録車の法的な制約として、新車初回2年・以降1年ごとの継続車検が義務付けられています。車検ごとの基本点検費用や自賠責保険料の支払いが毎年発生し、車両を整備工場へ預けるスケジュール調整の手間も増えます。加えて、任意保険の型式別料率クラスや引き受け条件において、貨物車両は通販型ダイレクト自動車保険でネット申し込みが制限されるケースがあり、代理店型保険を選ばざるを得ない場合は保険料が高額になる傾向があります。
また、高速道路利用時の中型車料金適用は、長距離ドライブを好むオーナーにとって見逃せない負担です。休日割引の適用外となるため、週末の長距離移動を頻繁に行うユーザーの場合、普通車SUVと比較して年間数万円単位のコスト差となって現れます。