キアヌの「いい人」ぶりを語る上で欠かせないのが、金銭に対する執着のなさだ。代表作『マトリックス』シリーズの際、彼は自身のギャラや興行収入のロイヤリティの大部分を、特殊効果や衣装デザインを担当したスタッフたちに分け与えた。さらに、スタントチーム全員に高級バイク「ハーレーダビッドソン」をプレゼントしたという逸話は有名だ。
「お金は私にとって一番どうでもいいもの。今持っている分で、これから数百年は生きていける」と本人が語る通り、彼の価値基準は常に「人」にある。スタッフを消耗品として扱う一部のハリウッドの悪習とは対極に位置する彼の姿勢は、業界内でも深い尊敬を集めている。