New Yoake Postが変える福岡発メディアレーベルの新しい生き方
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New YoaKe Postの名称には、新しい夜明けという直接的な意味以上の深い含意がある。荒木鴻年が提唱する「awakening of living」は、単なる朝の目覚めではない。日々の生活の中で見過ごされがちな矛盾や不条理、そして小さな発見に気づく瞬間を指している。
SASQUATCHfabrixでデザイナーとして活動していた荒木は、東京のファッションシーンが持つスピード感と商業主義に疑問を抱いていた。パンデミックを契機に福岡への移住を決断した背景には、創造活動の本質を問い直したいという強い意志があった。地方都市での生活は、東京では感じられなかった時間の流れと、人との関わり方の違いを彼にもたらした。
この環境変化が、New YoaKe Postというメディアレーベルの誕生につながった。従来のファッションブランドが商品販売を第一目的とするのに対し、荒木のプロジェクトは思想の発信を最優先にしている。Instagramというプラットフォームを選んだのも、テキスト、ビジュアル、そして限定的なコミュニケーションが可能なこの媒体が、彼の表現意図に最も適していたからだ。