みんなの鍼灸整骨院: 地域医療を支える信頼の実態
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鍼灸整骨院業界は成長を続けてきたが、課題も山積している。施設数の急増により競争が激化。経営難に陥る院も少なくない。
不正請求問題も深刻だ。保険適用の条件を満たさない症例に対して保険請求を行うケースが後を絶たない。2020年の会計検査院報告では、不適切な請求が年間数十億円規模に上ると指摘された。厚生労働省は指導監督を強化しているが、撲滅には至っていない。
施術者の質のばらつきも問題視されている。国家資格保有者であっても、卒後教育の機会が限られており、最新の知識や技術を学ぶ環境が整っていない。学会や研修会への参加は任意であり、施術者間で技術レベルの差が生じている。
デジタル化への対応
予約システムのオンライン化、電子カルテの導入、キャッシュレス決済への対応──こうしたデジタルトランスフォーメーションが小規模な整骨院にも求められている。若い世代の患者獲得には必須の施策だが、設備投資の負担が経営を圧迫する場合もある。
SNSやウェブサイトでの情報発信も重要性を増している。Googleマップのレビュー管理、インスタグラムでの健康情報提供、YouTubeでのストレッチ動画公開など、オンラインでの存在感が集客に直結する時代になった。