柔らかな光を纏う土のグラデーション:陶芸作家・かわいみずき(河合美月)の作品世界
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造形美への探求は大学時代に始まった。2016年、名古屋芸術大学を卒業したかわいみずきは、陶工としての基礎理論とデザイン感覚を身につけた。しかし、彼女が真の「手仕事の凄み」を身に刻んだのは、その後の現場経験であった。
2018年、彼女は日本六古窯の一つとして知られる兵庫県丹波篠山の地へ身を投じる。老舗の窯元での修行は、甘えの許されない過酷な日々だった。土練りから成形、薪窯の管理、焼成温度の見極めに至るまで、4年間にわたり伝統的な技術を徹底的に体へ叩き込んだ。
2022年、積んだ研鑽を結実させる形で独立を果たす。拠点を京都に移した彼女は、丹波焼で学んだ伝統的な土の扱いと、自身が持つ柔らかく繊細な感性を掛け合わせた独特のスタイルを確立した。