150センチモデルが変えた日本のファッション|小柄な女性たちが巻き起こしたリアルクローズ革命
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2010年代後半、ファッション業界に決定的な地殻変動が起きた。アパレルD2C(Direct to Consumer)ブランドの台頭とInstagramの普及である。この潮流を決定づけた代表例が、身長155cm以下の女性向けアパレルブランド「COHINA(コヒナ)」だ。
従来の大手メーカーにとって、小柄に特化した服作りは「生産効率が悪いニッチ市場」とみなされがちだった。しかし、SNSを通じて当事者のリアルな声を集約した結果、そこには莫大な潜在需要が存在していることが判明した。
「動画」が変えたモデルの役割
COHINAをはじめとする新興ブランドは、日々のインスタライブに身長148cm〜153cmのスタッフやモデルを登壇させた。視聴者は生地の動き、丈感、ウエストのフィット感をリアルタイムで確認し、モデルと質問を交わしながら購入を決める。洗練されたポスター写真よりも、動く150センチモデルの姿こそが最大の販売推進力となったのだ。