キツネをペットショップで買う現実|フェネックの価格・法律・飼育の光と影
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一口に「キツネ」と言っても、生物学上の分類や原産地によってその性格や法的扱いは大きく異なります。ペットとして国内で取り扱われる主な種類を見ていきましょう。
フェネック(砂漠の小さなキツネ)
大きな耳と小さな体が特徴のフェネックは、体長わずか30〜40cm程度、体重も1.5kg前後の世界最小のイヌ科動物です。砂漠地帯に適応した生態を持ち、寒さに弱く繊細ですが、その可憐な見た目から高い人気を誇ります。日本国内で一般人が合法的に購入・飼育できる唯一の現実的な選択肢と言えます。
ギンギツネ・アカキツネの法的な壁と飼育制限
いわゆる「童話に出てくるキツネ」のイメージに近いアカキツネや、その変異種であるギンギツネも、過去には少量流通していました。しかし、これらは体長60〜90cm、体重5〜10kgと中型犬並みの大きさになり、筋力も運動量もフェネックの比ではありません。
現在、国内での流通は壊滅的です。狂犬病やエキノコックス症といった致死率の高い人獣共通感染症の媒介リスクを防止するため、国外からの輸入手続が極めて厳格化されたことが大きな理由です。