現在でもネット上で散見されるネットの反応を見ていると、重大な誤解が2点存在していることに気づかされます。
第1の誤解は、「平和台ホテルグループそのものがすべて消滅した」という誤認です。大手門館の閉館がセンセーショナルに語られたため、グループ全館が倒産したかのように捉えている旅行者が少なくありません。しかし実際には、株式会社平和台ホテルが手がける「平和台ホテル本館」(福岡市中央区舞鶴)などの系列施設は営業を継続しており、グループとしての看板はしっかりと守り継がれています。「大手門館」という単一拠点の営業終了が、ブランド全体の撤退と混同されて伝わっているのが現状です。
第2の誤解は、「赤坂駅・大濠公園駅からの距離感に対する認識のズレ」です。ネット上の簡易マップだけを見ると「駅からすぐ」と錯覚しがちですが、実際には赤坂駅の1番出口から昭和通りを渡り、大手門エリアの落ち着いた路地へ入るため、大荷物を持った状態では体感で10分近くを要しました。この距離感を把握していなかった出張族が「思っていたより遠かった」とネガティブなレビューを残し、それが「立地が悪い」という極端な評価に変換されてしまった側面があります。実際には、大濠公園の散策路に隣接する閑静な環境こそが最大の持ち味でした。