なぜ麻生派だけ解散しないのか?志公会の存続理由と勢力図を暴く

なぜ麻生派だけ解散しないのか?志公会の存続理由と勢力図を暴く

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麻生派志公会の中枢を支える麻生派幹部役員と、注目すべき所属議員の顔ぶれを整理します。麻生派メンバー一覧を見渡すと、麻生氏と血縁・盟友関係にある重鎮から、将来のリーダー候補まで多層的な布陣が敷かれています。

派閥のトップには今なお会長として君臨する麻生太郎現在の姿があります。その脇を固める会長代行には、麻生氏の義弟であり財務大臣などの要職を歴任した鈴木俊一氏、さらに最高顧問格として参議院の重鎮である山東昭子氏が座り、事務総長として実務を取り仕切る田中和徳氏、政策委員長を務めた井上貴博氏らが執行部を構成しています。

この組織において常にメディアの注目を集め、同時に最大の火種となってきたのが麻生派河野太郎氏の処遇です。河野氏は総裁選出馬の際、派閥解消や脱原発といった独自の政治信条を掲げ、派閥の論理に縛られないスタンドプレーを繰り広げてきました。これに対し、麻生派幹部からは「派閥の意向を無視した行動」として強い反発が巻き起こり、一時は退会論や除名論まで取り沙汰された経緯があります。

しかし、河野氏は今日に至るまで麻生派に留まり続けています。その理由は極めて打算的かつ現実的です。河野氏にとって、推薦人20人の確保や党内基盤の維持には派閥の後ろ盾が不可欠であり、麻生氏にとっても「次期首相候補を抱える派閥」という看板を失うことは得策ではないという、冷徹な利害の一致が存在するためです。一方で、派閥の方針に異を唱えて袂を分かった麻生派離脱者の動きも見逃せません。政治改革の姿勢を鮮明にするため派閥を自ら去った岩屋毅氏らの存在は、志公会が決して一枚岩の平穏を保っているわけではない現実を浮き彫りにしています。

渡辺 美咲
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渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。