PlayStation 5の標準付属デバイスであるDualSenseにおいて、ユーザーを最も悩ませている不具合が「スティックドリフト」と呼ばれる視点や移動の誤作動だ。アナログスティック内部の可変抵抗器(ポテンショメータ)に生じた磨耗粉や埃が微細な電圧変化を引き起こし、無操作状態でも入力信号が送信されてしまう現象を指す。
高額な修理代金を払う前に、まずは自宅で可能な応急処置を試したい。最も手軽なのはスティックの根元にある隙間へエアダスターを吹き付け、蓄積したゴミを吹き飛ばす作業だ。さらに、本体設定の「デッドゾーン(無効化領域)」の数値をわずかに広げるだけで、軽度のドリフトなら実用上問題ないレベルまで制御可能になる。プロモデルのDualSense Edgeを所有している場合は、ソフトウェア上での細かいスティック感度調整が極めて有効な解決策となる。