営業当時の宿泊者レビューやアンケート調査を検証すると、宿泊特化型ホテルとして極めてバランスの取れた満足度の高さが浮き彫りになります。特に評価が集中していた3つのポイントを振り返ります。
第1に挙げられるのが、最上階に設置されていたラジウム人工温泉大浴場「旅人の湯」です。一般的なビジネスホテルではユニットバスのみという施設が多いなか、足を伸ばして湯船に浸かれる大浴場は、長時間のデスクワークや歩き回った観光客の疲労回復に絶大な効果を発揮していました。「横浜の中心街にいながら本格的な湯浴みができる」という体験価値は、同館最大のストロングポイントでした。
第2に、ルートインホテルズの代名詞とも言える朝食バイキングです。ヨーロッパ直輸入のヨーロピアンブレッドをはじめ、温かい和洋惣菜、季節メニューを取り揃えた無料朝食は、「出張時の活力になる」「コスパが非常に高い」とビジネス層から圧倒的な支持を集めました。
一方で、客室の広さやエレベーターの待ち時間、機械式駐車場の入庫制限(高さ・幅制限)に関しては「混雑時にやや時間を要した」といったシビアな口コミも見受けられましたが、全体的な総合評価は星4.0前後(5点満点中)と高水準を維持していました。