ネット上の掲示板やまとめサイトでは、今も彼女にまつわる過激な尾ひれがついた噂が散見されます。その最たるものが、「ニャンニャン事件」の写真流出の真偽と、1990年代に起きたプロフィール改編の真相です。
第一に、週刊誌に掲載されたプライベート写真について、本人は当時「布団の下は着衣の状態であり、性行為の現場を撮影されたものではない」と弁明していました。しかし、加熱するメディアのセンセーショナリズムによって「決定的な不貞現場」として増幅され、客観的な事実確認がなされないまま社会的制裁を受けたのが実態でした。現代のリベンジポルノ被害やプライバシー侵害の観点から振り返れば、彼女はメディア暴力の被害者という側面を強く持っていたことが分かります。
第二に、1990年代中盤に突如として生年月日を1972年生まれと公表(10歳の若返り)した騒動です。当時30代前半だった彼女が20代前半として活動したことに対し、ネット上では「悪質な詐称」と叩かれることもありました。しかし内情を取材した関係者の証言によれば、これは過熱するVシネマ業界において「20代前半のフレッシュなヒロイン」を欲した制作サイドの強い要請による企画的なプロデュース戦略でした。実年齢を感じさせない引き締まった肉体と美貌を維持していたからこそ通ってしまった、昭和〜平成初期の芸能界特有の産物だったと言えます。