Q1:股関節外旋筋が硬いと、なぜ下腹が出たり反り腰になったりするのですか?
A1:外旋筋群が硬化すると大腿骨頭が前方へ押し出され、骨盤が正常な直立位を保てなくなります。そのバランスを取るために代償的に腰椎が強く反り、腹筋群のテンションが抜けて内臓が前下方へと下垂するため、下腹ぽっこりや反り腰が定着しやすくなります。
Q2:クラムシェルをやると、お尻の奥ではなく太ももの外側ばかりが疲れてしまいます。
A2:大腿筋膜張筋(太もも外側の筋肉)による代償運動が起きています。股関節の屈曲角度が深すぎるか、骨盤が膝と一緒に後ろへ回旋しているのが主な原因です。股関節の角度をやや浅めに設定し、上の手で骨盤の出っ張り(上前腸骨棘)をしっかり前方に押さえ込んで、小さな可動域でゆっくり動かしてください。
Q3:デスクワーク中に座ったままできる外旋筋の硬さ予防策はありますか?
A3:30分から1時間に1回、座面の上で左右の坐骨に均等に体重を乗せ直し、骨盤を前後に3回ゆっくりとローリングさせる運動が効果的です。また、両膝の間に拳一つ分のスペースを空け、足の裏全体を床にしっかり接地させるだけでも、大腿方形筋への偏った圧迫ストレスを大幅に軽減できます。