いま施設内で最も活況を呈しているのが、定期的に企画される実務講座やスキルアップセミナーだ。デジタルスキルの習得から経理実務、労務管理の最新トレンドまで、現場直結のテーマが並ぶ。
特筆すべきは、参加者の年齢層の広さだ。20代の若手社員の隣に、定年後も新たなキャリアを模索する60代が座り、同じ課題に取り組む。講師への質問タイムが終わった後も、ロビーで議論が続く風景は日常茶飯事だ。机上の学びにとどまらず、現場経験の長いベテランとデジタルネイティブな若手がリアルな知恵を交換し合う場として、偶発的な学びの連鎖が起きている。