高校時代の彼女の日常を語る上で欠かせないのが、吹奏楽部における打楽器(パーカッション)への没頭です。中学時代から打楽器に触れていた彼女は、芦間高校でも迷わず吹奏楽部に入部し、ドラムやティンパニなどのパーカッションパートを担当しました。
当時の部活環境は非常にストイックで、毎朝7時台からの朝練習、放課後のハードな全体練習、そして休日もコンクールに向けた練習漬けという過酷なスケジュールでした。その中で彼女はパートリーダーや部長格として部員たちを鼓舞し、リズムの狂いを許さない緻密な演奏技術を磨き上げました。
このファーストサマーウイカのドラム経験こそが、後の芸能生活における大きな武器となっています。ドラムという楽器は、バンドや合奏全体のテンポを司る「司令塔」です。周囲の呼吸を読み、全体のバランスを瞬時に把握して正確なビートを刻む能力は、バラエティ番組における絶妙なトークの間合いや、女優としての小気味よいセリフ回しのリズム感へと見事に昇華されています。