入浴施設の実力を語るうえで欠かせないエコハウスごんげんのお風呂と設備ですが、派手なウォータースライダーや何種類もの変わり湯を期待して訪れると肩透かしを食らいます。内湯の大浴槽を主軸とした構成であり、湯温は約41度〜42度の適温に管理されています。
浴室内の洗い場にはシャワーとカランが整然と配置されていますが、注意すべきは備え付けのアメニティ事情です。公費による低廉な維持管理を前提としているため、リンスインシャンプーやボディソープの常設は最小限、もしくは利用者各自による「風呂セット持参」が暗黙の基本ルールとなっています。脱衣所には鍵付きロッカーと洗面台、ドライヤーが配置されており、日常的な身体の洗浄とリフレッシュには十分な清潔感が保たれています。
また、館内には畳敷きの休憩スペースや飲料自販機コーナーが設けられており、入浴後の火照った身体を静かに休めることができます。バリアフリー設計に配慮されたスロープや手すりの配置など、高齢者や身体機能に不安を抱える来館者でも安心して滞在できる堅実な配慮が随所に見受けられます。