いかに評価の高い名旅館であっても、万人に完璧な宿は存在しません。後悔のない滞在にするために把握しておくべき「淡路夢泉景のデメリット」として、現場取材からは主に以下の2点が浮き彫りになっています。
第一の盲点は、「施設全体のスケールが大きすぎるがゆえの移動距離」です。淡路夢泉景はホテルニューアワジ本館と海回廊で直結しているため、湯巡りや施設利用の選択肢が広い反面、連絡通路やエレベーターを乗り継ぐ移動距離がかなり長くなります。足腰に不安のある高齢者を同伴する場合、客室の場所によっては大浴場やレストランへの往復が大きな負担となります。予約時には必ず「エレベーターに近い客室」を要望欄で伝えておくことが必須の対策です。
第二の盲点は、「立地アクセスにおける公共交通機関利用時のひと手間」です。車利用であれば神戸淡路鳴門自動車道の洲本ICから約15分、無料駐車場完備と非常にスムーズですが、高速バス利用の場合は降車地からの接続が必要です。高速バスで大阪から約120分、三宮から約80分で到着する「洲本バスセンター」から宿までは、車で約5分の距離があります。バスセンター到着後に宿へ連絡すれば無料送迎バスが迎えに来てくれますが、事前の連絡手順を把握していないと待機時間が発生してしまいます。