一方で、小栗旬のその後の躍進は説明するまでもないだろう。『花より男子』での花沢類役で爆発的な人気を獲得したのを皮切りに、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』での主演など、日本を代表する名優へと登り詰めた。
彼の進化は俳優業に留まらない。ハリウッドへの挑戦、そして所属事務所の社長就任など、2026年現在は日本のエンターテインメント業界全体のシステム改革や、若手俳優の育成に尽力する「リーダー」としての顔が定着している。あの2005年のスキャンダルは、彼にとってはスターダムへと駆け上がる狂騒曲の序章に過ぎなかったのだ。