実際に現地でスパイクを履き、汗を流したプレーヤーたちの陵南公園野球場の口コミや評判を精査すると、地域に愛されるグラウンドならではの魅力と、公営施設特有の制約の両面がくっきりと浮かび上がってくる。
「春に開催される陵南公園での少年野球大会では、土手を彩る桜並木が本当に美しく、子どもたちの全力プレーとあいまって最高の思い出になる」「グラウンドの土は定期的にブラシと転圧が入っており、小石が少なく内野ゴロの球筋が非常に素直」といった、良好な維持管理とロケーションの美しさを絶賛する声は非常に多い。南浅川の爽やかな川風が吹き抜ける環境は、都心のビル風に囲まれた人工芝球場にはない解放感を提供している。
一方で、手厳しい現場の指摘も見逃せない。「一塁側のファウルゾーン外側が遊歩道に近いため、規格外の大きなファウルボールが出た際に散歩中の歩行者へ当たらないかヒヤヒヤする」「更衣室や手洗い場のスペースがコンパクトで、2チームが同時にベンチ交代するタイミングでは混雑が激しい」といった実体験に基づく課題も挙げられている。また、「週末は少年野球の保護者や応援の車で一気に駐車場が埋まるため、一般の草野球チームが第2試合以降に入ろうとすると車が停められない」という声は、ネット上のレビューでも頻出する共通の悩みだ。