この施設の代名詞とも言えるのが、五感をフルに刺激する「サイエンスショー」だ。特に人気を集めるのが、液体窒素を使ったマイナス196度の極低温実験。目の前で一瞬にして凍りつくゴムボールや、バラの花が粉々に砕け散る様子に、客席からは子どもたちの歓声と大人たちの驚きの声が上がる。
なぜガス科学館で冷たい実験なのか。その理由は、都市ガスの原料である液化天然ガス(LNG)が、マイナス162度という超低温で日本に運ばれてくるからだ。この冷熱エネルギーを利用した発電や、冷熱の有効活用について、実験を通じてダイナミックに学べる構成になっている。教科書を読むだけでは決して得られない、リアルな衝撃がここにはある。